普段、睡眠を除き大半の時間を占めるのが仕事です。もし仕事にやりがいを見いだせないでいるとしたら、将来の目標が見えなくなったり、家族やプライベートの時間を楽しく過ごすことができなくなったり、さまざまな弊害を招いてしまいます。
このような状態を自覚されている人は、一つの解決策として転職を考えることになります。今回はやりがいを感じられない理由ごとに「転職すべきかどうか?」を考えていきます。
◾️成果や貢献
【転職判定】(〇…すぐ転職を考えるべき、▲…よく考えるべき、✖…転職をおすすめできない)
1)成果や貢献について会社から全く評価されない → 〇
具体的には以下ような人です。 ・実績を挙げても誉められることがない ・実績を積んでも昇進に繋がらない ・評価基準がそぐわず不公平感がある 人は多かれ少なかれ「人に認められたい」といった願望を持っています。この気持ちが活力となり仕事に取り組んでいるのです。しかし、こういった欲求を満たすことの無い環境に身を置いてしまうと、あきらめることに慣れてしまい、奮い立たされる気持ちが失われてしまいます。「現状を打破しなければ」という危機感がある人は、手遅れになる前に転職という手術を行うべきです。
ヒーくん
今までたくさんの転職希望者と会って来ましたが、この「会社から評価されないことへの不満」が転職動機になっているケースが最も多かったです。ほとんどの人が仕事に情熱を傾けたい人でした。
尚、仕事においては 評価≒報酬 というのが一般的な考え方です。報酬に関しては以下の記事もご参照ください。
ビギナーズキャンペーン実施中!オーダースーツ【HANABISHI】◾️達成感と満足感
【転職判定】(〇…すぐ転職を考えるべき、▲…よく考えるべき、✖…転職をおすすめできない)
2)達成感や満足感を得られない → ▲
会社からの評価とは別に、自分の考えの下で仕事にやりがいを感じられるのが理想なのですが… ・将来の自分のビジョンに今の仕事がそぐわない ・成果が数字に表れない仕事がやる気を掻き立てられない ・自己の成長を感じられない ・家族やプライベートにあてる時間確保が最優先で仕事を適切にこなしてきたものの、拘束時間が増えてしまった といった人が当てはまります。 また、転勤や転籍、人事異動など会社の都合で職務内容や職場環境が変わります。つまり現在はそこに不満が無い人でも、ずっと同じ気持ちで仕事を続けていけるか?はわかりません。会社員の場合はそこが辛いところです。
◾️組織とやりがい
【転職判定】(〇…すぐ転職を考えるべき、▲…よく考えるべき、✖…転職をおすすめできない)
3)会社という組織に疑問を感じる人 → ▲
・転勤や転籍等により、自分が獲得した顧客を手放さなければならない ・上司や他担当の関りが、自分の望む形でない ・職場環境や人間関係による悪影響 こういったことも、やりがいを損なう要因になります。以下の関連記事も必要に応じてご覧ください。 職場環境の不満をどう解決するか 会社と上手く付き合っていけるか
ヒーくん
ここに該当する人は、会社に属するのではなく自らが手綱を握る起業家としての道が相応しかもしれません。私が脱サラした一つのきっかけはここにありました。「自分の考えとのギャップを埋めることができるかどうか?」が大きく左右しそうですね。
今後は起業をテーマにした記事も取り上げるつもりです。
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